作品の紹介
古来、人の世を脅かしてきた異形の存在・荒魂を御刀によって祓う神薙ぎの巫女。
制服に帯刀が主な出で立ちの彼女たちは、刀使（とじ）と呼ばれる。
（中略）
ごく普通の学園生活をおくる彼女たちだが、ひとたび職務となれば、御刀を手にし、様々な超常の力を発揮して人々を守って戦う。
この春。全国五校から選りすぐりの刀使たちが集い、各々の技を競う恒例の大会が催されようとしていた。
大会に向け、多くの刀使たちが修練に励む中、ひときわ強い思いを秘め、ひとり技を磨く少女がいた。彼女が構えた御刀の切っ先が向くその先は―。
人類に仇なす荒魂(あらだま)を、御刀によって祓う巫女『刀使』たちの物語。
それがこの『刀使ノ巫女』というわけです。
よくある美少女×アクションな作品に見えますが、独特の世界観は物語に深みをもたせています。
登場人物はどいつもこいつも帯刀しているので、スピード感のある戦闘シーンも見どころの一つ。
『写し』と呼ばれる戦闘システムは、映画『DUNE』のシールドを彷彿とさせますね。
また、キャラクター原案をしずまよしのり氏が務めたことで話題になりました。
『艦これ』の大和や長門、島風や天津風等でおなじみですね。
実は私も、このことだけは覚えていました。
アニメを制作したのは『Studio五組』。
パチンコユーザー的には『咲-阿知賀編-』や『織田信奈の野望』、『結城友奈は勇者である』を制作した会社です。原作者こそ違いますが、本作にも信奈やゆゆゆに通じる部分も。
奇しくも、ゆゆゆと信奈は西陣からパチンコが導入されていました。
アニメの知名度
実は私。「刀使ノ巫女がパチンコで登場する」と聞くまで、
この作品についてほぼ何も知らなかったんですよね。
知ったかぶりすらできないレベルの無知でしたので。
この記事を執筆している今もなお、『刀使ノ巫女』が傍らで再生されています。
俗に言う深夜アニメというのは世に腐るほどありますが、
この作品については『埋もれている』イメージがありました。
この認識はどうも間違っていないようで。
アニメ放映と同時にサービスを開始したアプリは、
2021年10月29日を持ってサービスを終了しています。
（2022年2月までオフライン版を配信中。）
作品自体の出来やストーリーは各人の好き好きですので私はとやかく言いませんが。
悪かったのは放映されたタイミングだと思うのです。
以下、『刀使ノ巫女』1期～2期時に放映されていた作品の一部です。
・からかい上手の高木さん
・宇宙よりも遠い場所
・りゅうおうのおしごと!
・バジリスク 桜花忍法帖
・ポプテピピック
・ゆるキャン△
・ヴァイオレット・エヴァーガーデン
・ウマ娘1期
・ゴールデンカムイ
・シュタインズゲートゼロ
・SAOO GGO
・ヒナまつり
・ルパン三世 PART5
青色のマーカーの部分は、『刀使ノ巫女』1期と。
それ以外は2期と被っている部分になります。
群雄割拠という言葉すら生ぬるいメンツですよね。
西陣が3年でこの版権に手を付けられたのも、
こうした事情故に沈んでいったという理由があるからかもしれません。
（もっとも。アニメ終了から2年経ってOVAが制作されるなど、
細く長く続いている雰囲気はありますが…。）
本渡楓や大西沙織、和氣あず未を始めとした今をときめく若手声優が出演する本作。
果たして、西陣はどの様なスペックで料理してくるんでしょうね。
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