すろざんまい X 旧イベ特定日まとめ
業界雑記

【朗報?】冷凍自販機さん、パチンコ店で大活躍している模様【小ネタ】

業界雑記

どうもこんにちは、タピオカ卍(@manmaimine)です!
自販機が主役の回です。数字も揃いますし実質遊技機みたいなものです。

スポンサーリンク

冷凍自販機

人と人との触れ合いを大きく制限したたコロナウイルス
そんな時に頭角を現してきたのが、『餃子の雪松』を初めとした無人販売システムでした。

たった3年で350店以上に大増殖…ギョーザの無人販売が異次元の速度で出店できるワケ 「賽銭箱」に1000円札を入れるだけ
いま「ギョーザの無人販売店」が大増殖している。2018年9月に1号店を開いた「餃子の雪松」は、たった3年で350店超に店...

地方でよく見かける『賽銭箱方式』がよもやここまで拡大するなど、
コロナ前では考えられないことでしたよね
(あるいはタピオカに先見の明があまりにもなかっただけなのか。)

そんなコロナ禍に後押しされた無人販売ですが。
カテゴリーの一つに、『冷凍自動販売機』(以下:冷凍自販機)があります。

コロナ禍の前…。
正確には2020年以前の『冷凍自販機』と言われてイメージするのは、
恐らくこれだったんじゃないかと思います。

商品を温める機構が内蔵されていて、ボタンを押して少し待てば熱々の箱が顔を出す
高速道路のPAなんかでよく見かけましたよね。

”見かけた”と過去形になっているのは、『ニチレイ』が本事業から昨年をもって撤退しているため。

しかし、『冷凍自販機』そのものが消えたわけではありません


(写真は長距離フェリー内で販売されている冷凍食品。
食堂がない船舶のため、お世話になる人も多いんだとか。)

電子レンジを別途用意する必要がありますが、これらはなおも現役。
というより、その勢いは以前より増している感すらあります。

 

その代名詞とも言える機種が、
『サンデン・リテールシステム』の展開する『ど冷えもん』

各種メディアで多数取り上げられているので、ご存知の方も多いはず。

中食、いわゆるテイクアウトすることを念頭において作られた機械ですが、
これが思わぬ場所で活躍しているようで…?

スポンサーリンク

パチ屋×冷凍自販機

数日前に『PiDEA』さんをぼーっと眺めていたところ、
なにやら面白い記事が記載されていることに気が付きました。

7月29日にグランドオープンしたばかりなのが「ミクちゃんアリーナ豊岡店」
今回取材した、冷凍自販機「ど冷えもん」の導入店舗である。

では、遊技客にどうやって食事の場を提供するのか。
その時に生まれたのが「冷凍自販機」を導入するというアイディアだった。

パチンコ台以上に売り上げる冷凍自販機「ど冷えもん」導入店レポート
「多い日で1日20万円以上の売上がある」と、テレビや新聞などの大手マスコミにも取り上げられている冷凍自販機の「ど冷えもん...

導入するまでの経緯をざっくりまとめる

・頑張ってギリギリまで台を増やすぞー!
・っべ、飲食店の入るスペース無い…あっもうダメだわ。
・うちさあ、冷凍自販機の運用ノウハウ…ありましたよね?
・そうだよ

という感じとのこと。

思えば、パチ屋で取り扱っている食品関係といえばセブンティーンアイスが関の山


(これはこれで好き。よくお世話になってます。)

以前は近隣の店舗からランチをデリバリー…なんてお店もありましたが。
そんな奇策もコロナに封殺されてしまいました。

これはいいアイデアですね。

場を、整える

なんかインチキセラピーみたいなタイトルになりましたが…。

さてこの『ど冷えもん』
食事の場に設置するには多少のディスアドバンテージがあるんです。

前述した、

いわゆるテイクアウトすることを念頭において作られた機械

という部分ですね。

冒頭で登場した『ニチレイ』の冷凍自販機と違い、こちらにはレンジが内蔵されおらず
場合によってはメニューを選別する必要が出てくるわけです。
例えば気軽に食べられる、たこ焼きだったりホットドッグだったり。

そこで、同店舗が取った方法がこちら。

ど冷えもんの横には、電子レンジを用意した専用のイートインスペースを設けた

温める機構がないならレンジを。
気軽に食べられないようなものを売るのなら、
ゆったりと食べられる場を作ればいい

力技がすぎる感もありますが、ビジネスってこういうものです。

結局はマニーなんですわ!

ちなみに、ここまで来ると考えてしまうはその売上。

繁華街や駅から絶妙に離れた立地にある同店ですが、
実際どれほどの利用があったのかはやっぱり気になりますよね。


(最寄りのコンビニまでは片道11分。お世辞にも近いとはいえないですよね。)

具体的な数字についての言及はありませんでしたが、「利益は出ている」とのこと。

商品もカチンコチンに凍っていますし、
多少回転率が悪いところですぐ破棄にはならないですからね。

地元とコラボして活路?

この『ど冷えもん』最大の利点は、「即温めて出す必要がない」という部分にあります。

前述した『ニチレイ』の機械の場合はドリップや見栄えなどを考慮した商品選定が必要でしたが、
こちらは「凍らせることが出来て」「機械に入れば」もうOKなわけです。

あとは客側の扱いという話になりますしね

となると、今までにあったホットドッグやたこ焼き、焼きおにぎりなどに限らず
様々な製品を『ど冷えもん』で、もといパチ屋で売ることができるわけです。


(その場で食べないことを大前提にすれば、ラーメンなども販売出来ます。)

冷凍技術も進化し続けていますから。
「地元で愛されている味を、パチンカーにも食べてもらいたい」なんて要望も通るかもしれないと。
無限の可能性を秘めていると言えるわけです

”三方良し”なこのアイデア、悪くないんじゃないですか?

あなたのホームに『ど冷えもん』がやってくる日も、そう遠くないのかもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございました!
私ことすろざんまいではツイッターもちまちまと更新しております!

新着記事の確認や、暇つぶしにどうぞ!
フォローやRTなどをよろしくお願いいたします!

おまけ 店長、体を張る

どうでもいいんですが。
元記事でインタビューに答えている店長の格好が奇抜すぎて、
初見で記事が頭に入らなかったんですよね。

冷蔵庫よりなによりこの人の方が気になるんですがそれは…。

 

コメント