ぶっちゃけこれ○○○○だよね?
さて、ここからが本編です。
ゲーム性についての説明を駆け足で行ってきましたが、
試打動画が出ている以外にも理由があります。
というのも本機、とくに目新しい要素ってないですよね?
類似機種として『沖ドキGOLD』や『チバリヨ』を挙げましたが、
類似ところがほぼそれなんですよ。よくある沖スロです。
公式も開き直っているのか、上の2機種をぼかしつつも比較対象にしています。
「分かり易い!」はともかく、
「目指し易い!」と「遊び易い!」には何か裏があるんじゃないかと。
「遊び易い!」理由
類似2機種と比べると、初当たり確率の高い本機。
それが実現出来た理由の一つが、
さらっと触れたボーナス枚数の削減なのかもしれません。
また、千円ベースも『沖ドキGOLD』を下回る約31G。
あともう一つあるんですが、それは後ほど…。
「目指し易い!」理由
天井G数、低いですよね。
他の沖スロ機種が900G台のなか、700G台で天井になるのは魅力です。
その理由について私は、自力要素が低いからだと推測しています。
前述したように本機は周期抽選タイプの機種で、
通常時のレア役は周期短縮に回されます。
要は引っ張られるんですよ。
例えば『沖ドキGOLD』では、
遊技開始後20Gで引いたレア役でボーナスが当せんすることもありえます。
20/999で当たりが取れるんです。
ですが本機にはそれが出来ない。常に最大まで引っ張られたとして。
111Gを消化後のチャンスは222G以降になります。
周期抽選は定期的にチャンスが訪れるといえば聞こえは良いですが、
それ以外ではチャンスが少ないという弱点も抱えているためですね。
余分に回させることができるから、その分のリソースを天井短縮に回せたのかなと。
最大継続率約95%って言うけれど
本機の売りの一つは、何度も触れた最大継続率約95%という破格の性能。
これ、5段階中の最上位継続率なんですよね。
本機の連チャンモードの継続率は、
75%・80%・83%・86%・95%と細かく刻まれています。
類似機種は最低でも80%貰える中、こちらは最低75%。
それに加えて86%と95%の差の大きさたるや。
95%モードへのハードルが、
かなり高くなるんじゃないと不安になっても不思議ではありませんよね。
スペックで察する
で、ここまで「なんかこれあかんかも…」と読者の皆さんを散々煽ってきたわけですが。
そのトドメとなるようなデータが、スペックの資料に記載されていました。
設定6の機械割、脅威の106%。
私は常々、「疑似ボタイプの沖スロに機械割なんて関係ない」と明言してきました。
『沖ドキ』を筆頭に、継続率による連チャンでぶっ壊せるからなんですが。
マイホの沖ドキGOLD万枚グラフです。 pic.twitter.com/FocPbIvcBz
— みかんぷ (@zono19860823) December 21, 2022
ですがそれもあくまで、
私が”沖スロ機種の基準”としている108%を軽く前後した場合の話であって。
『アイムジャグラーEX』に毛が生えたくらいの106%となると、
流石にうろたえもします。
(市場にある競合として挙げられている『もっと!チバリヨ』ですが、
該当機種は6.4号機。差枚2400枚のレギュではない機種ってこと忘れてません?)
これ『沖ドキ』と『チバリヨ』の横に並べるのは失礼なのでは…?
チェス盤をひっくり返してみよう
今まで市場にある比較的高性能な『沖スロ』を基準に話を進めてきましたが、
ここで『ベルコ』の立場から改めてこの機種を見てみましょう。
つまるところ「この機種の優位性は何か」。
ストイックな沖スロではない
ランプの点滅でモードを示唆したり、自力感強めでただひたすらにレバーを叩き続けたり。
私の中での『沖スロ』のイメージは、とてもストイックな部類に入ります。
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薄暗いホールに島単位で設置された『沖ドキGOLD』って、
なんかこう有無を言わさぬ威圧感みたいなものを感じません?
”そういうもの”だと言われればそうなんですが、ゲーム性も含めてとっつきづらいんですよ。
ですが本機には標準的なサイズの液晶もあって、
どちらかといえばバラエティの皮をかぶった『沖スロ』。
敷居は若干低くなるのかなと。
周期抽選タイプの面白さ
『沖スロ』には昔ながらの”スロットとしての楽しさ”がありますが、
周期抽選タイプには普遍的なゲームとしての楽しさがあると私は感じています。
「次はどうなるんだろう?」「今度こそいけるかな?」という気持ちで打てますから、
ついついさらば諭吉しちゃうんですよね。
主にコナミ機種に顕著ですが、同タイプの機種ってじわじわ動いてますよね。
(つい最近動き始めた機種なのでこれについてはノーコメントですが、
なんだかんだ固定客は付きそうだなぁと。)
設定や勝ちを前のめりで狙いに行くというよりも、周期抽選と『沖スロ』感の双方で楽しむ。
荒れないとは言わないけれど、気持ちマイルドな一台。
沖スロコーナーやバラコーナーの隅でぼちぼち動く機種になればいい。
それが本機のコンセプトなのかなと。
そもそもそこまで売れそうにな(ry
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おまけ 公式Q&A
資料に添付されていた各種Q&Aについて。おまけとしていくつか意訳、抜粋して紹介します。
・設定L搭載機です。該当設定の使用時は、デモ画面で下パネルが点滅。
・本機は左1st推奨機種なので、
中右1stで押した際に天井G数が伸びるペナルティが発生する場合があります。
・MYは2300~2800枚(『もっと!チバリヨ』のMYが3000枚強)。
・朝一リセット時の恩恵は、初回周期到達時にボーナス期待度40%のCZへの突入。
・BR比率は全設定差共通で55:45。
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