どうもこんにちは、タピオカ卍(@manmaimine)です!
空気で感じていたものを数字で見せられる恐怖。
遊技機メーカー『HEIWA』第2四半期は減収減益へ
多くの企業において、第2四半期の決算発表が多く行われるこの時期。
みなさんが大好きなパチンコメーカーも例外ではなく、
その中でも今回は『HEIWA』について擦っていこうと思います。
ネタにする理由は単純で、減収減益だったからですね。
https://azcms.ir-service.net/DATA/6412/ir/12517027587999999999_f9e99406-6f7e-435e-83b0-5d92c108cf6c.pdf
前年同期と比較した際の純利益が約3割減。どうしてこうなった。
遊技機事業で減、だけれども…?
『HEIWA』の柱はゴルフと遊技機の2つなんですが。
先の資料を見る限り、大きくマイナスに転じていたのは遊技機事業の方でしたね。
ですが、2Qで導入された機種はそもそも少ない上。
スロットに関してはそれなりに動いているのを、皆さんもホールで見かけているはずです。
今でも動いている『戦国乙女4』などもそうなんですよ。
スロットは肌感覚ではあるものの比較的動いている。
となると、
足を引っ張っているのはパチンコの方かも?と推測出来るわけです。
レッツ観測実数値
さて、ここからは具体的な数字のお話です。肌感覚だけに頼る話もよろしくないので。
『HEIWA』が2Qに導入した主なパチンコ機は以下のように。(資料に準拠。)
・eキャッツ・アイ
・Pシティーハンター 俺の心を震わせた日 凄ライトミドル
前者は『HEIWA』2機種目のスマパチで、Cタイム等のないシンプルな機種。
後者はライトミドルでドカンとイケる系の機種でしたね。
これらの機種がどのような売上をもたらしたのか。
資料の数字を確認していきましょう。
スロットは機種数は少ないものの、各種数字ではプラスに転じている一方。
パチンコはなんというかこう…総崩れですね…。
『HEIWA』曰く「台数が出なかったのと研究費がかさんでこうなった(意訳)」とのこと。
(余談ですが、上記2機種と『乙女4』の販売台数とでは約3倍の差があります。)
スマスロとスマパチで明暗
『L刃牙』や『eルパン三世』を初め、スマート遊技機事業にいち早く乗り出していた同社。
スロットは特に顕著で、『L刃牙』以降はスマスロ機のみを輩出しています。
まぁ『L刃牙』がウケたかと言われればアレですが、『乙女4』などは良い動きを見せていますから。その方向性で問題無かったのでしょう。スロットに関しては。
方やスマパチも『SAO』のような機種はあれど、
あの”海”が1週で稼働貢献終了という憂き目を見る事態に。
同社のスマート遊技機優位の動きについて、
わかりやすい解説を行ったポストが『X』に投稿されていました。
#平和
第1Qと第2Qの決算資料で見て取れるのは、▶️今期のPはスマパチに全ツッパするつもりでいた
▶️スマパチの嫌われっぷりが予想以上で途方に暮れている
▶️第3Qのルパンを含めても1〜3Qの合計が3万台弱(予想)なので、第4Qだけで約5万台売らないと計画達成できないこんな感じですかね🤔 https://t.co/j8nVDOXYue
— ぱち特許typeL (@pachi_patent) November 10, 2023
最初はPもSもスマートで売る気満々だったけれど、そうも行かなくなったと。
パチンコメーカーとしての今後は?
資料では思いっきり「 市場動向を踏まえスマスロに注力」と書いている平和。
そう言えば、『Lラブ嬢』の登場も控えていましたね。
とはいえ、こちらも登場する予定の『ルパン三世』や、看板シリーズの『戦国乙女』。
さらには『麻雀物語』や『銀河乙女』など多くの人気版権を持つ『HEIWA』。
(はよ新作はよ。)
パチンコメーカーとしての同社は、果たしてどのような軌跡を辿っていくのでしょうか?
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