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業界雑記

【半減】『フィールズ』2021年3月期決算は赤字へ『タロウ2』や『GANTZ極』が善戦も…

業界雑記

どうもこんにちは、タピオカ卍(@manmaimine)です!
記憶に残っても、記録には残らなかったか。

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『フィールズ』2021年3月期は赤字転落へ

『エヴァ』シリーズや『モンスターハンターワールド』などの大型版権を擁護し、
ここ数年はそのネームバリューを大きく向上させていた『フィールズ』

直近では『Pベルセルク無双』が先行導入されたばかり。

先日登場した『Pウルトラマンタロウ2』の評価も上々なフィールズですが。
悲しいかな、決算は厳しい結果となりました。

純損失34億5200万円(前期は4億9000万円の純利益)と、赤字に転落した。

遊技機販売台数が半減、赤字転落 ~フィールズ21年3月期決算 | パチンコ・パチスロ業界のニュースサイト「パチンコ・パチスロ情報島」

私達の記憶に残り、市場に高く評価された機種を排出してもこの結果。
やはり、コロナによるダメージは大きいのですね…。

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パチンコが大幅減台、その結果…。

件の流行病によってパチンコ・パチスロともに売上額や台数が減少しましたが、
特に顕著だったのはパチンコ

スロットが前年比で9096台のマイナスに留まっている中、
パチンコは同比で86328台のマイナスと驚くべき数字を記録しています。


(多分フィールズの中の人はこんな顔をしてたと思う。)

その結果、累計売上台数がどうなったかというと…。

ま さ か の 半 減

パチンコの減少幅、顕著って言葉を遥かに超えてますねこりわ…。

https://www.fields.biz/ir/j/files/press/2021/press_20210514b.pdf

資料では『ウルトラマンタロウ2』と『GANTZ極』が第4Qでの導入予定だったので、
こいつらの延期さえなければもう少しマシになった節はあります。

パチンコ以外のビジネスが好調

パチンコメーカーがメインとする遊技機事業。
しかし現在、それ以外のモノを含めた多角的営業で成功を収めている会社も多数登場しています。

https://wedge.ismedia.jp/articles/-/2596

(2013年の時点で、パチンコ業界が他業種に参入するという事例はあったようです。)

私がよくネタにしているオーイズミなどもそれに当てはまりますね。

【オーイズミ】コロナイヤーをプラス収支で乗り切ったメーカーがあるらしい【ひぐらし】
みんな大好き何屋かわからないオーイズミ。コロナイヤーを乗り切ったと話題に。

ご多分に漏れず、フィールズもパチンコ以外の事業をいくつか抱えています。
といっても、その根幹は子会社『円谷』の版権を利用したIPビジネスなんですが。

こうしたIPビジネスについて、決算書では

当期は両社におい
これまでの水面下での戦略的取組みが目に見える形で現れる結果となりまし

https://www.fields.biz/ir/j/files/press/2021/press_20210513a.pdf

と嬉々として書いているので、それなりの金額にはなったのでしょう。

 

円谷の持つIPといえば。

絶賛放送中のアニメ『SSSS.DYNAZENON』も、
もとをたどれば円谷プロ制作の『電光超人グリッドマン』が原作です。

また『ウルトラマンZ』などでは若手イケメン俳優に加え人気声優を起用し、
子供や従来のファン以外の新しい層を開拓することに成功しています。

(タイトルロゴの上に、『TSUBURAYA』の文字。)

”フィールズ”としての成長

「パチンコ業界は斜陽である」というのは、
すっぱむーちょの100倍は口酸っぱく言われてきた言葉です。

そんな状況に畳み掛けるように訪れたコロナ
パチンコ、ひいてはエンターテイメント業界の土台を大きく揺るがしていきました。

そんな状況でフィールズが生き残る術
それはメインである遊技機事業を維持しつつ、
安定した収益を見込める他の事業を堅実に成長させることなのかもしれません。

 

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