どうもこんにちは、タピオカ卍(@manmaimine)です！
何屋かわからないことに定評のあるオーイズミ。
オーイズミ、コロナイヤーを無事乗り切る
2020年の1月から始まったコロナイヤー。コロナ禍とも言われるそれは、
未だに我々の生活とは切っても切り離せません。
パチンコ業界を含む、多くのダメージを世間に与えたのも記憶に残っています。
そんな中、ある遊技機メーカーの業績が報告されたんですが…？
オーイズミは１３日、２０２１年３月期の連結決算を発表。設備機器部門、遊技機部門という主力事業の売上高が想定値を上回り、増収増益となった。
なんと、オーイズミがこのご時世において増収増益を記録したとのこと!
サミーやユニバなど大手が減益になっている中、
規模が大きくないとはいえ増益に持っていけるのは驚きです。
包括利益で約4億円の差
売上高の増によって増益へとつながったオーイズミですが、
最終的な包括利益の前年度差は約4億円。
（包括利益とは当期純利益に株や為替、土地の含み損益をプラスした額。）
結構な差ですよね、4億円。
『ひぐらしのなく頃に祭2』が売れる
そんな売上の要となったのはやはり『ひぐらしのなく頃に祭2』。
『Re,design』によるば、
現時点で18500台が市場に流通しているオーイズミきっての大ヒットとなりました。
原価の低下と相まって、大きく利益を伸ばす鍵になったようです。
機器事業はマイナス
一方、周辺設備機器部門において引き続き「樹脂研磨式メダル自動補給システム」および「多機能ＩＣ玉、メダル貸機」の拡販に注力。しかし、パチンコホールの設備投資スタンスは抑制的であり販売状況は厳しいものとなり
とあるように、機器事業の売上額は前年度より大きく減少。
同じパチスロ関係でも、同業者向けの事業はいまいちだったようですね。
安定を保ち続ける
正直、「2020年度だけバチクソに伸びました」というわけではないです。
先述したように機器事業は前年度比マイナスという結果。
売上高は前年比を上回りましたが…
ではなぜこのように好調をキープできたのか。
まず1つは。オーイズミの行う多角的経営、
それらでもある程度の利益を出していたためでしょう。
今季は電気事業やコンテンツ事業、さらには不動産事業で増益を記録しています。
そしてもう一つは、コストを下げるなどの企業努力。
こういったことをしっかりと行ったためだと思われます。
もっとも。会社の規模がそこそこなので、
大手のような大規模な爆死ができないという面もありますが。
とはいえ、その安定感がコロナ禍において同社を救ったのでしょう。
レイヴンズなどが控えるオーイズミ。
今後も躍進を期待したいですね。
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