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業界雑記

ぱちんこ依存症対策会議の内容につっこみを入れてみる

業界雑記

どうもこんにちは、タピオカ卍(@manmaimine)です!

ぱちんこ依存症対策についての有識者会議が行われたみたいです。

 

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ぱちんこ依存症に関する会議

いつも楽しく読ませていただいてる『パチンコパチスロ情報島』さんの方で、
ぱちんこ依存症に関する会議についての記事があがっていたんですね。

パチンコ・パチスロ産業依存対策有識者会議、業界の依存問題対策について最終答申まとめる | パチンコ・パチスロ業界のニュースサイト「パチンコ・パチスロ情報島」

 

ものすごく省いて説明すれば、
『2019年度のぱちんこ業界の依存症対策まとめるお!』


ということになる、はず。

 

なので皆さんもその認識で読み進めていただけると幸いです。

 

今回は、その会議で報告された業界の取り組みとか。
後はそのやり方なんかについて、ちょいちょいツッコミを入れてみようと。

そんな回でごぜーます。

※各項目について2行まとめを用意しています。
お時間のない方、難しいのが嫌な方はそちらをどうぞ。

リカバリーサポート・ネットワークについて

該当記事ではRSNと書かれているので以後そちらで統一します。

このRSN、聞いたことない方もいるかもしれません。
でも見たことはあるはず。

トイレや、店内で。
見たことありません?こんなポスター。これです。

 

ユーザーからの電話相談や、団体へのセミナーを開講しています。

 

「この機関の仕事ぶりはどうだったか?」
という問いへの答えが書いてありまして、以下抜粋。

ギャンブル等依存症対策基本法などの必要性が国会で議論されるはるか以前から、
業界自らが主体的に設立支援し、
その後の運営もサポートしてきたことは高く評価すべき取り組みである

RSNの活動内容や相談者の実態の業界外への広報活動
将来的に各地の精神保健福祉センターや保健所などとの連携
新たにスタートした業界関係企業の社員の研修制度の周知についてさらなる取り組みを要望

 

2行まとめ

・活動自体はいい感じ、このまま進めて。
・地域福祉関係と連携しつつ、もっと広報して。

取り組みは総じて評価されているようです。

 

一つ気になったのは、
将来的に各地の精神保健福祉センターや保健所などとの連携
という項目。

対外的に知られる機会になる一方、
今までできていなかったの?マジで?
と思わずにはいられません。

RSN単体で効果を出していたのか、それとも…。

 

入店制限プログラムについて

今年3月から始まった『本人同意のない入店制限』について触れています。

 

全店で導入するようになれば、かなり有用なプログラムになることが期待できる。
難しい対応を迫られた問題であるにもかかわらず、
さまざまな顧客と事態を想定した仕組みを構築した姿勢は評価に値する」との見解

こちらも基本的には評価する姿勢なんですが、その一方で改善策の提言もありました。

提出する用紙を記述式から選択式に変えるとかですね。

2行まとめ

・難しい取り組みなのによくやっててヨシ!
・提出用紙とか、改善点もちょいちょいあるよ!

 

我思うところアリ

ただこのシステム、かなり”人道的”が故にガバいなと思う部分もありまして。

 

これは別のサイトなんですが、

診断書等の提出を要件とし、
診断書等の提出に際しては本人の承諾書が必要であること、
プログラム開始時には本人に通知し、本人が不服とする場合、
申請ホールに意見書を提出できることなどを評して、
「人権に配慮した基本フローになっている」

21世紀会、現行の依存問題対策全般に対する有識者会議の評価・提言を公表 - グリーンべると(パチンコ・パチスロ業界メディア)

家族が出した申告に対して、本人がある程度抗うことが出来るんですね。

この部分の判断基準、これが良くワカラナイ。

人権という大きな物差しがある一方、
現場においては誰が何を用いてこれを判断するのか。
この制度の穴というか、ガバというか。

そこら辺知りたいなって私は思いました。

 

パチ屋とATM問題

パチ屋にATMがあるのはよろしくないとする話題、
以前から様々なところで議論されてますね。
これについてもコメントを出しています。

民間企業同士の契約であるということもあり、
業界団体として撤去を指示・強制することまではできない
法律的には、パチンコ店に銀行ATMやデビットカードシステムを
設置することは制限されておらず、対応が難しいところであろう

減少傾向にある点などの実態をアピールした方がよい

 

パチンコを語るうえでよく出てくるのが、
それが法律に抵触しているのかというもの。

今回のATM論争でも似たような流れになっています。

 

一応業界(有識者会議)側も世論は理解しており、
「減らしていく流れになったらいいなぁ」
くらいには思っているらしいのがうかがえます。

 

2行でまとめ

・法律違反ではないので、業界は強制できない。
・数が減ってはいる。まずはそれを周知しよう。

 

知らせることの重要さ

今回の意見書を読んで思ったのは、
有識者会議において「広報活動の重要性」が上がっているということ。

 

RSNもATMにおいても、
その実態を一般社会にアピールしていく必要性を訴えています。

パチンコ業界というのは閉鎖的、
そして反社会的なイメージがいまだに抜けません。
まぁイメージで済まない会社もあるんでしょうが。

 

そうした業界の情報を、世間は自ら集めようとはしないでしょう。
誤解などを生まないように、
業界がしっかりと周知していく必要を論じているのだと思います。

 

とはいえ、肝心な結果の部分があまり出ていないのは…。
どうなんでしょうね、この業界。

 

最後の2行まとめ

・パチ業界はいろいろとやってるよ!
・もっとそれについて知ってもらいたいな!

 

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