どうもこんにちは、タピオカ卍(@manmaimine)です！
もう色々なところで報道されていますが、せっかくなのでこすろう。
大手パチンコチェーン『ガイア』系列が民事再生へ
事業承継や多くの店舗を売却したこと、直近では「不渡りが出た」「新台をキャンセルした」等様々な噂の出ていた『ガイア』グループ。
某サイトでは数年前の時点で「ガイアはなぜどこの店もガラガラなのか」とコラムがあったり。
『すろざんまい』でも謎タイミングな新規出店に苦言を呈したりと、思い出深い系列でもあります。
そんな『ガイア』ですが。皆さん既に御存知の通り、
経営破綻からの民事再生手続きに入りました。
腐っても大手、業界内外に震撼が走ったと、多くの記事では書かれていましたね。
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とかなんとか書きましたが。業界人やパチンコ業界に少し詳しい打ち手であれば、
こう思ったかもしれません。
そんなことあるか
系列店舗を一斉に『Pワ』から脱退させたり、前述した数々の不穏な動きを見てきた人間は。
「そうか、遂にか」といった心境になったんじゃないかなと。
遅かれ早かれ。少なくとも私はそんな考えを持っていました。失礼ですけどね。
ガイア即死、ではない
パチンコ嫌いの一般人からはお祭りのように喜ばれていそうなこの出来事ですが、
残念ながらガイアが一斉に、それも直ちに潰れるなんてことはありません。
今回選ばれたのは民事再生手続きという選択肢。
そして奇特にも、『ガイア』に手を貸す企業が現れました。
国内外で金融事業等を営むJトラスト㈱（藤澤信義代表取締役社長）は、
「（中略）」
ガイア及びガイアグループが営む事業の再建支援を目的とする基本合意書を締結した。
民事再生ということなので。
今ある資源を活かしつつ、スポンサー企業からのテコ入れを用いて会社の再建を図るわけです。
なので営業も続行するはず。行きたいかどうかは別としてですが…。
業界内ではパチンコホール企業だった『ダイエー』や、
遊技機メーカーの『高尾』と同じ方向に舵を切ったんですね。
民事再生で有名な企業では2010年に経営破綻をした『JAL』がありますが、
『ガイア』はあのレベルまで持ち直せるんでしょうか…？
ただ即死ではないとはいえ、このニュースは様々なメディア大きく報じられています。
パチンコホールは信頼感が大事な業種。傷がついた信頼の修復は、容易ではないはず。
今まで以上に、事業承継や店舗売却が進む可能性もあるでしょうね。
或る遊技場の噺
実は以前、記事にしようと思ったものの。結局ボツになった”とあるネタ”があります。
タイトルは確か…「危なそうなパチ屋の特徴とは」的な感じだった…はず。
内容はズバリ、私の体験談です。
大都市圏の中でもかなり人の多い某エリア、某駅前にある某店舗。
いつからかそのお店では、最新機種の入替台数が減り。
既存の中古機種を”新台”として毎週のように導入するようになりました。
しかしこれが『カバネリ』や『鬼武者』等実績のある機種ならまだしも。
6号機時代の遺物や明らかに相場の安そうな機種が目立ってきたのです。
（画像はイメージですが、実際はこれよりも酷かったですね。）
そこからしばらく経った頃、導入機種以外にも変化が見られました。
前述したようにそれなりに、というかかなり立地の良い場所にある当該店ですが。
メダルコーナーの計数がセルフ式へと変化。
店員ではなく、自分でジェットにメダルを流し込んで計数ボタンを押すんです。
そう、このあまりにあんまりな状況になっている某店舗こそ。
今回民事再生へと踏み切った『ガイア』の系列店だったのです。
『ガイア』ないしは当該店がポシャるまでボツにしておくつもりだったんですが、
コトがコトなので今回書き起こしてみました。これ、本当の出来事なんですわ…。
イメージを覆すのは難しい
信頼というのは積み上げるのはとてつもなく難しいのに、崩れるのは一瞬。
しかもその速さたるや、サラマンダーを凌ぐレベルです。
『ガイア』系列の屋号に対してのイメージや信頼は、
現時点で地に落ちたと言ってもめちゃ過言ではないはずで。
スポンサーの介入があるとはいえ、道のりは過酷を極めるでしょう。
しかしここで業界大手一角が潰えてしまうと。
従業員や関連会社、さらにはメーカー等を含めた業界全体への大ダメージは必至。
これは終わりの始まりか、それとも始まりの終わりなのか。
『ガイア』の今後を注視しつつ、今日の締めとしましょうか。
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