”超韋駄天”人気の影で
『P大工の源さん 超韋駄天』。どんな台かは今更語る必要もないと思います。
圧倒的時速と演出が、打つ者の脳を溶かすと話題のこの一台。
かくいう私もその速さを体験したうちの一人で。
当たり続けた17分間は、脳内で「あーもうめちゃくちゃだよ!」の大合唱。
源バインこと『P大工の源さん超韋駄天』で当たり取ったんですが、
これ確実に人をダメにするパチンコでは…?#p大工の源さん超韋駄天 #源バイン pic.twitter.com/vST1SoTE2r— すろざんまい (@manmaimine) June 30, 2020
そんな源さん人気の一方で、その存在に苦しむ人々の姿が…。
あ、いや。初当たりの4割取った人たちの事ではないです。
苦しんではいるだろうけど。
源さんみたいに
あるパチンコ開発者が、次のようなツイートをしていました。
「韋駄天スペックに変えて」
「韋駄天じゃなきゃなぁ・・」
「これ韋駄天?」先週今週でどんだけ聞かされたか
言ってすぐ出来るかよ!!— パチンコ開発の愚痴 (@pachi_engineer) July 3, 2020
恐らく、開発現場ではなくデスクにいる人間の発言かと思われます。
別にこれはパチンコ業界に限ったことではなく。
大人気の何かが生まれればそれの真似をしよう、
追随しようというのは世の常です。
別業界の例として、『君の名は』を挙げておきましょうか。
似たような話は他の業界でも 昔の音楽業界では「宇多田ヒカルみたいな感じで」
たしかに、クリエイターそれぞれに個性があるのに、「最近話題の○○みたいに」と言われるのは心外だろう。ヒット作と似たような作品にしておけばそれでOKというクライアント側も浅はかだ。
しかし。
失敗に理由はあれど、成功には確定要因がありません。
仮に源さんと同じスペックや演出にしたとして、
それがウケるかどうかは未知数なのです。
スロットがいい例かもしれません。
星矢とリゼロが出てから、市場はどうなりましたか?
可能性を模索していくことの重要性
同じようなシステム・スペックの台が乱立した時、どうなるのか。
それは今までのパチンコパチスロ史ですでに経験したものかと思います。
新しい創作物を生み出す気概を殺す行為であるとともに、
ユーザーやホールにも負担を強いることになります。
スロットはともかく、パチンコはまだ可能性と未来があります。
これからも私たちをわくわくさせるような台に期待したいですが、
果たしてどうなることやら。
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